中坊進二が京都にあるエジソン記念碑について紹介します


由来を知らなければ、何故、京都の石清水八幡宮に
「エジソン記念碑」があるのか、分からないと思います。
しかし、勘の良い方でしたら、
大方、予想が付くのではないでしょうか。
エジソンと言えば、いくつもの発明をしており、
その中で日本に関わりがある発明と言えば、電球です。

正確には、その電球に使われているフィラメントに、
日本産の竹が用いられています。
その竹こそが、京都の石清水八幡宮周辺(または男山周辺)で
採ったものなのです。
なお、エジソン本人は京都に来たことはありませんが、
その令嬢スローン夫人が当地に訪れた記録が残っています。

こうした記念碑はかなり珍しいと中坊進二は思っています。
大抵の記念碑は、その地に縁ある人物について記載することが普通ですが、
国を跨いだ偉人を対象とした記念碑は、そうそうありません。
また、毎年エジソンの誕生日と命日には、生誕祭と碑前祭を斎行し、
これには各電力会社も参列するという、重要イベントとして扱われています。

先日、京都の石清水八幡宮にてウオークラリーが実施されました。
そこでは国宝に関することから、
このエジソン記念碑についてのクイズが出されました。
どんなクイズが出されたかは中坊進二には分かりませんが、
やはり、竹や電球に関することだとは思っています。

科学と寺社仏閣は相容れないように見えますが、
そんなことは全然ありません。
むしろ、信仰というものは、
時代によって移ろいで行くものだと中坊進二は思っています。
京都市西京区嵐山の法輪寺には、
かつてイカズチの神様を祀っていた電電宮がありましたが、
今ではここは電気・電波の祖神としてIT関係者がお参りに来ています。
中坊進二の会社もIT系なので、年始にはここに訪れていますよ。